キミへ告げる想ひ



そして、あのケースの封を開けた。


彼女は驚いた顔をしていた。


桂碁はその顔を見ながら続けた。





「華さん。


お互い大学を出たら、私と結婚してくれませんか?」



見ると彼女は、涙をかすかに流していた。
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