キミへ告げる想ひ
「私、昔からどんな動物でもなつかれるんだ。

ねえ、桂碁この子出して遊んでもいい?」

「母さん、こいつ出してもいい?」

「いいけど、皆制服のままだけど着替えなくても平気なの?」

「あ、そっか。すっかり忘れてた。だからこいつを出すのはあとにしようよ」

「うん」と淋は頷きながら言った。

そして、着替えに行くために二階に上がろうとすると

真紗実が車に置いてある荷物を取りにいくと言った。                         
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