キミへ告げる想ひ
「余計なお節介かもしれないけど、
会ってみたらいいんじゃない?」

この華の言葉は桂碁をかなり驚かせた。

「いまさら…、会えないよ。

迷惑なだけだと思うし…」

精一杯の解答だった。

「私は、会ってその時の桂碁の気持ちを彼女に伝えるべきだと思う」


「でも……、」

彼女の迫力に押されかけていた。
< 99 / 431 >

この作品をシェア

pagetop