呪いのナンバープレート
1
最近は、自分でナンバープレートを選べるようになって来たが、昔はそんなことがなく、登録する陸運局からもらう形だった。
ある日、ある局員が、戻って来たナンバーを見て、首を傾げた。
「あれ・・・?」
つい三週間前に、やはり戻って来たナンバープレートの中にも、同じナンバーを見たような気がしたからだ。
「デジャヴか?」
と、局員はさして気にも止めず、そのまま処理を続けた。
それから一か月後。また同じナンバーがあった。
今度は間違いない。
さすがに気味が悪くなって来た局員は、友人の局員に打ち明けた。
「調べてみようか」
本来はいけないことではあったが、あまりの友人の怯えように、気になったのだろう。パソコンを使用し、ナンバーの経歴を調べてみた。
払い出しのあと、2週間以内に廃車となり、ナンバーは陸運局に戻って来ていた。
二人はモニターの前で顔を見合わせた。
ある日、ある局員が、戻って来たナンバーを見て、首を傾げた。
「あれ・・・?」
つい三週間前に、やはり戻って来たナンバープレートの中にも、同じナンバーを見たような気がしたからだ。
「デジャヴか?」
と、局員はさして気にも止めず、そのまま処理を続けた。
それから一か月後。また同じナンバーがあった。
今度は間違いない。
さすがに気味が悪くなって来た局員は、友人の局員に打ち明けた。
「調べてみようか」
本来はいけないことではあったが、あまりの友人の怯えように、気になったのだろう。パソコンを使用し、ナンバーの経歴を調べてみた。
払い出しのあと、2週間以内に廃車となり、ナンバーは陸運局に戻って来ていた。
二人はモニターの前で顔を見合わせた。