選べるわけないじゃんっ!!
ひょえぇぇ〜!
怖すぎる…!今まで仲の良かった先生達にいきなり冷たくされたら、私生きていけない…。

「それに、友達関係も悪くなっちゃうかも。ここの学校上下関係には厳しいからねぇ〜。」

「それだけはやめて下さい!私の平和な学校生活を…!どうか、壊さないでくだしゃい…!」

噛んだぁ〜!!…最悪だ。
私の平和な学校生活…。さようなら…。

そう思いながら肩を下ろしていると。

「しょうがないなぁ。じゃあ、先生達には、言わないでおいてあげるから、俺の言う事聞いてよ?」

その瞬間、男の人は先ほどの不敵な笑みとは違い明るい笑顔を見せた。

…えっ?
許してくれるの?
なんだ、少しは優しい所あるじゃん。
それに、見事な王子様スマイル!
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