選べるわけないじゃんっ!!
「へいへい、そうでしたか。俺結構モテてるから知名度高いと思ってたんだけどなぁ。」
男は鼻で笑いながら、私を見下すような目で見てくる。
「はぁ?!アナタがモテる?!…ないない!顔が少しカッコイイからって調子のらないで下さい!!アナタみたいな変態男がモテるわけないじゃないですか!」
「へぇ〜、そんなコト言っちゃうんだぁ〜?まぁ、俺は優しいから?このくらいは許してあげるけど。」
優しい?!どこが!腹黒男が何を言い出すかと思えば!
…まぁ許してくれるから、こんなこと言い返せないけど。
「堤涼太。」
「…へっ?」
いきなり言われた言葉に頭がついて行かなくなる。
「名前だよ。アホ。」
「あ、アホですって?!」
「だってそうだろ?」
くぅ〜!!!ムカつく〜!!
「いいから早く呼べ。じゃねぇとチクるぞ。それとも襲われたいのか?お前もずいぶん変態だな。」
男は口角を上げ、私を見下すようにそれはそれはイラッとくる笑みをこちらに向ける。
「…んなっ!////…なわけないでしょ?!はいはい呼びますよ!呼べばいいんでしょ!?」
堤涼太(つつみ りょうた)と名乗る男は余裕の笑みを浮かべながら、私を見ている。
もう!人がこんなにも焦ってるっていうのに、なんでこの人笑顔なの?!
人の反応見て楽しんでるんじゃないわよ!!
…悔しいけど、ここは我慢して名前呼ぶしかないか…。
「…堤さん」
「『さん』じゃねぇだろ。」
「じゃあ、堤くん?」
「バカヤロー、苗字じゃねぇよ。名前で呼べ。」
「…はぁ?!………もぅ…。……涼太さん」
「………。」
ん?反応なし?
なんで…?あっ、さん付けは嫌なのね。
「…涼太…くん?」
「やっとかよ。」
アンタがちゃんと言ってくれないからでしょ!
分かりにくいのよ!
「…アホはアンタの方でしょうが…。」
「…あぁ?」
「はっ!な、なんでもないですっ!私は何も言ってません!!」
「…そうかよ。」
焦ったー!心の中で言ったつもりなのに…。口に出しちゃってたなんてぇ…!!…危ない危ない。
男は鼻で笑いながら、私を見下すような目で見てくる。
「はぁ?!アナタがモテる?!…ないない!顔が少しカッコイイからって調子のらないで下さい!!アナタみたいな変態男がモテるわけないじゃないですか!」
「へぇ〜、そんなコト言っちゃうんだぁ〜?まぁ、俺は優しいから?このくらいは許してあげるけど。」
優しい?!どこが!腹黒男が何を言い出すかと思えば!
…まぁ許してくれるから、こんなこと言い返せないけど。
「堤涼太。」
「…へっ?」
いきなり言われた言葉に頭がついて行かなくなる。
「名前だよ。アホ。」
「あ、アホですって?!」
「だってそうだろ?」
くぅ〜!!!ムカつく〜!!
「いいから早く呼べ。じゃねぇとチクるぞ。それとも襲われたいのか?お前もずいぶん変態だな。」
男は口角を上げ、私を見下すようにそれはそれはイラッとくる笑みをこちらに向ける。
「…んなっ!////…なわけないでしょ?!はいはい呼びますよ!呼べばいいんでしょ!?」
堤涼太(つつみ りょうた)と名乗る男は余裕の笑みを浮かべながら、私を見ている。
もう!人がこんなにも焦ってるっていうのに、なんでこの人笑顔なの?!
人の反応見て楽しんでるんじゃないわよ!!
…悔しいけど、ここは我慢して名前呼ぶしかないか…。
「…堤さん」
「『さん』じゃねぇだろ。」
「じゃあ、堤くん?」
「バカヤロー、苗字じゃねぇよ。名前で呼べ。」
「…はぁ?!………もぅ…。……涼太さん」
「………。」
ん?反応なし?
なんで…?あっ、さん付けは嫌なのね。
「…涼太…くん?」
「やっとかよ。」
アンタがちゃんと言ってくれないからでしょ!
分かりにくいのよ!
「…アホはアンタの方でしょうが…。」
「…あぁ?」
「はっ!な、なんでもないですっ!私は何も言ってません!!」
「…そうかよ。」
焦ったー!心の中で言ったつもりなのに…。口に出しちゃってたなんてぇ…!!…危ない危ない。