私の彼氏と浮気してください。
『久しぶり。心配かけてごめんね?もう完全復活!最近寝不足で、倒れちゃったみたい…またお見舞いに来て欲しいな…。話したい事あるの』
内容は二の次でとにかく杠からの連絡だけが嬉しくって。
「瑠斗!聞こえてるのか!携帯は没収だぞ」
いつの間にか近くに来ていた先生がするりと俺の手からスマホを抜き取った。
俺は迷わず、先生の前に正々堂々と対抗した。嬉しさのあまりニヤついてしまう。
そのせいだろう…
先生がムスッとよりシワを増やす。元から多いのに…
「何のつもりだ」
「すみませんでした。今日は早退させていただきます」
俺はコートとカバンをわしづかみ教室を出た。
内容は二の次でとにかく杠からの連絡だけが嬉しくって。
「瑠斗!聞こえてるのか!携帯は没収だぞ」
いつの間にか近くに来ていた先生がするりと俺の手からスマホを抜き取った。
俺は迷わず、先生の前に正々堂々と対抗した。嬉しさのあまりニヤついてしまう。
そのせいだろう…
先生がムスッとよりシワを増やす。元から多いのに…
「何のつもりだ」
「すみませんでした。今日は早退させていただきます」
俺はコートとカバンをわしづかみ教室を出た。