私の彼氏と浮気してください。
「優しいのね、私は結構悪いことしたきがするけどなぁ」
小柳はそう言いながら病室の前のクッション感が良さ気な長椅子に座る。
悪い気はしてるのか、いつもより声のトーンが低い。
「杠が色々してたって聞いたから。」
「私、杠ちゃんと瑠斗君が付き合ってるの知ってたんだよ。知ってて応援された時はどういう吹き回しか正直戸惑ったけど、たまたま見ちゃって、」
「え、見たって?」
「女子トイレで大量の薬飲んでたところ…」
俺は無意識の内に拳を作って握りしめていた。やっぱり杠はどんなに疑ったって疑いようがない病気なんだ。
小柳はそう言いながら病室の前のクッション感が良さ気な長椅子に座る。
悪い気はしてるのか、いつもより声のトーンが低い。
「杠が色々してたって聞いたから。」
「私、杠ちゃんと瑠斗君が付き合ってるの知ってたんだよ。知ってて応援された時はどういう吹き回しか正直戸惑ったけど、たまたま見ちゃって、」
「え、見たって?」
「女子トイレで大量の薬飲んでたところ…」
俺は無意識の内に拳を作って握りしめていた。やっぱり杠はどんなに疑ったって疑いようがない病気なんだ。