私の彼氏と浮気してください。
クラスにはまだ数人の人が残っていたからいるかもしれないと期待はしていたけどまさか声をかけてくれるとは。

溺れそうになっているのに

また、

酸素を見つけてしまう。


「瑠斗、帰らなくていいの?」


「いーの!手伝うよ」


「これ、ペナルティ…なのに」


「杠と最近話せないのがペナルティなんだけど」

話術が凄いのか私が下手くそなのか分からない。
どちらにせよ、完敗で言い負かされてしまった。

結局最後まで手伝ってもらってしまい一緒に帰った。
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