私の彼氏と浮気してください。
「自覚がねぇから厄介だし、ガキっぽいとこある」


「落ち着いてそうな雰囲気なのに、主食がメロンパンだったりね」


「へぇ!あ、あとあれだろ?キッズココア」


植本君は私を指さしてどうだっという顔をするから私もノリよくそー!っと同意した。

そこで話は一段落したのかお互いフーっと意味の無いため息をつく。

教室は独特な匂いを放って私達を包み込む。
外では木が揺れてもう10月末だからか凄まじい量の葉っぱが落とされていく。
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