私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

私は ほんの少しだけ明るくなれた気がした

ボウリングは ボウリング教室に通い 基礎から学び 右手だけでできるスポーツだ

けれど難しく中々上手くならなかった

水泳は 障害者の教室に入った

障害者のと言うことなので 似たような人達がいて 教え方も わかりやすいのかな?と想像していたが 現実は 障害者は 障害者だが 体の障害者ではなかった

皆普通の人並みに泳いでいて 圧倒されたし 身体障害者だと教え方が難しいのか 先生達も困っていた

全く上達せず 悩んでいたが 相談できる人も麻痺の理解者もいなかった

一年通ったが 教室を辞め 個人的にプールに通うことになった

この年で リハビリに通うと 相当な違和感があり 自分が情けなく思っていた

昔は 全く考えた事がなかったが リハビリを担当してくれている先生は 私より年上だが 他の先生達は ほぼ年下で同じ年の人もあまりいない

年下の人に リハビリをしてもらうってどうなんだろう?

入院している人は 高齢者と言えば 皆年下にしてもらう事になるが それとは 何かが違う

方や病人 方や一生懸命仕事をしている

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