私の物語2(仮) ~現在 社会人編~
3 就職

卒業後 就職はできなかった

学校にいる間に Uさんとの会話で 何で働かなかったのかと聞いていて 中々できなかったと言っていて 私はやろうとする気がないからなのではないか? とも聞いたが タイミングがあると言われた

その時の私は 何言ってるんだろう? としか思わなかった けれど 地元に帰り就職活動をし落ちまくっていた

やるぞーって言うやる気だけでは どうにもならないと言う事を知った

私は落ち込みUさんの言っていた事を理解した

やりたくない訳じゃなくて受からないから働けない 障害者はできる事が 限られている

何でもできるのなら 何だってするし選ぶなんて贅沢だと思っていた

中途半端に手足が悪いので 中々就職するのは 難しかった

全く何もできないならしょうがないで終わるのかもしれないが 中途半端と言うのが どっちにもいけず 私を悩ませた

いつもいつも周りの人から 仕事は? 何してるの?と聞かれる度 すごく嫌な気持ちになった

十年経っても 私を苦しめる この身体が許せなかった

いつも邪魔をする この身体が 憎かった
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