私の物語2(仮) ~現在 社会人編~
5 女らしい事
Uさんは 私と違って友達も多く よく外へ出る人だったので 何度かその友達と言う人の集まりに連れていかれる事があった
どこに行くのか? どんな人なのか? 何人いるのか? わからずに何故かキャンプに連れてこられた事があった
男女二十人くらいの集まりで 健常者と障害者の集まりだけど 女の人の障害者は 私だけ
年齢層は二十代~四十代くらいキャンプ中に女の人は料理手伝ってと言っていたけれど 私にはできないし 邪魔になるだけだと 落ち込んだ
周りは気にしていないのかもしれないが 私はそう思えなかった
悔しさと恥ずかしさ 悲しさでいっぱいだった
私は一体何なんだろうと考えてしまう
女だけど女でもなく男でもない 何もできない 必要とされない
中々ないことだと思うけれど こんな時 男の人は 待っているだけでいいなと思った
Uさんは こっちの事など何も考えなく 周りの人と笑っていたので 少しは 気付いてほしかったとも思ったし 羨ましく思っていた