私の物語2(仮) ~現在 社会人編~
6 偏見

私は 自分が嫌いだから私と同じような障害者の人を見ると 自分自身を見ているようで すごく嫌なものに見えてしまっていた

私自身が 例えすごく良くなっていても やっぱり少し変と自分でもわかるので完全に良くなる事はないんだろうなと思うし 周りの人にも偏見の目で見ている自分がいた

自分以外の人に そんな風に思うのは 悪い事だと思いながら認められない自分がいた

きっと何年経っても 変わらないのかもしれない

確かに 大変さはすごく理解している

何年経っても 障害者になれない なりきれない 認めたくない自分がいて鏡を見る度 現実に戻される

どうやっても 普通の人間には見えないと 悲しくなる

嫌な気持ちになる

Uさんは 私より少し身体が悪い Uさんの事が 好きだった私は 障害の事を気にしていなかったが 外を歩いていると周りがUさんを見て嫌そうな顔をしている瞬間を見る自分が嫌だった

私も 周りの人から そう見られているんだと思ったし 逆にそんな目で見られている所を 見せたくないとも思った

色んな事を考えて Uさんとは 別れたが 障害者同士で付き合う事は とても大変だと思った

けれど障害者同士でも分かり合えないのに 健常者など余計分かり合えないんだろうなとも感じた

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