私の物語2(仮) ~現在 社会人編~
何もしていない自分が 定時に帰りお金を貰っている自分がとても嫌だった
これで良いのだろうか?と悩み続けた
私には ハンコ押しの仕事しかなかったが いつも 集金の仕事をしているA子さんが 暇だったのか ハンコ押しの仕事をしてしまい 何もする事がなくなって困った事もあった
私とA子さんと仕事の取り合いをしていた
A子さんは 集金の仕事がない日は いつも私と一緒で 私にとって苦手な人だった
私より二十歳年上で 何を考えているのかわからなく すぐ顔に出る人で いつも眉間にシワを寄せていたので 話をするのが怖かった
私が いつもオロオロしているせいもあるだろうけど 毎日同じ部屋にいるのが 辛かった
無言の世界で 会話も何もなく A子さんと話す事もなく やっと考えて話した事は 全部ふーんやあっそうと言われ話が終わり また沈黙になる
考えて考えて話してもA子さんは ニコリともしない
それが一日中続く
A子さんは 自分と年の近い人と仲が良く 付き合ってる時間が違うだろうけれど その人達とは 笑って沢山話をしている