私の物語2(仮) ~現在 社会人編~
Kさんは 赤いメガネが 特徴で メガネを外すと 誰かわからなくなる人だった
美人の女の人からのアドレスではなく 障害者の私からだったので 向こうは さぞかしガッカリしただろう
私の事を 知った上で 私と話をしてくれた事が とても嬉しかった
どう思われていたか わからないけど 普通に接してくれた
ただそれだけで 嬉しかった
遊びにも連れて行ってくれた
ご飯を食べに行った時は 緊張しすぎて 食べ物が 喉を通らなかった
男性だからではなく 女性でも同様 慣れないことは緊張してしまう
私なんかに お金を出してくれていたので 申し訳ない気持ちで いっぱいだった
今度からは ご飯を 誰かと食べに行くのは 控えようと思った
自分のぶんは 自分で払おうと思っていたが 財布が 出せない 財布が持てない 上手くお金を払えない 焦ってしまう 手間取ってしまう 自分が嫌だった
この時 初めて私は上手く財布を使えないんだと気付いた