私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

会社の物は 皆で使えるが この家にある物は この家の人達の物なのだから勝手になど 使えない

何々ありますか?とも言いづらいし 長年使っていたりするので 物が脆くなっているのもある為 壊したりしたら弁償かと思うと使いづらいし 会社ではのりを沢山使う為のりなどがなくなると のりなくなりましたとも のりが出ませんと言いづらく 本人達が 気付いてくれるまで 何も言えなかった

個人経営だから仕事で 使う物は 経営者である姉妹が個人的に買わなきゃいけないや 大きい会社と違ってお金出ないんだよねと言われると 何に対しても使いづらかった

黒のマジックが出ないなんて事もよくあった

だからと言って 私が家から持って来て みんなで使いましょうとその家に 私物を置いとく事も できなかった

贅沢を言えば自分の机がほしかったが そんな机を置く所もない程 職場が狭かった

その職場は 畳み六畳くらいだけど 書類などを入れるキャビネットやコピー機やパソコン その他色々置いてあり 人が出入りするのが やっとな感じだった

私がいてさぞ邪魔だっただろう

紙などを 切る作業などがあり難しかったが スライドカッターという物を使うと片手でも切れた

スライドカッターがあると楽だったが 片手でやると多少曲がってしまったりする

そうなるとやり直しや紙の無駄遣いになったりと心苦しかった

少しくらい曲がってもと大雑把に思ってしまうが 几帳面な人は気に入らないらしい
仕事なので当たり前だ きっちりやるとは難しい
仕事でも左手の不便差を感じていた
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