私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

子どもができず 病院から 子供ができにくい体と言われ泣いていた

けれど二年間近く 不妊治療し 赤ちゃんを産んだ

私は どちらかと言うと子どもは苦手な方だ

接し方がわからないし関わりたくないと思っていた

良い叔母じゃないなと自分でも思う

子どもが 産まれてからというもの 毎日のように父が姉を家に連れてくるのが とても苦痛だった

姉は子どもの面倒を見てもらうので楽かもしれないが 私の居場所をとられた上に 姉に遠慮し気を使っていた

まるで一緒に暮らしているみたいに どんな時も家にいた

たまに来るぶんには 何も言わないし思ったりもしないが 一度来ると続けて毎日のように来る姉に 腹が立っていた

朝にはもう姉と子どもがいる事もあった

とても嫌な気持ちになり この何とも言えない嫌なものをどうしたらいいのか悩んだ

赤ちゃんは どんどん大きくなる

その度 段々うるさくなってくる

泣き声から足音から わがままにもなる

見る度 聞く度 イライラしていた

子どもが 大きくなってきたと思うと 姉の妊娠…

ゾッとした

普通ならおめでとうの一言を 言うのかもしれない

けれど私は そんな事を 言う余裕も気持ちもなかった



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