もう一度、君と。



.。.:*・゜

その放課後、尋くんが教室にやって来た。




「…場所を移そう」



どうしたんだろう。元気がない…気がする。




「尋くん?どうしたの?」




尋くんが向かった先はウッドデッキだった。



終礼が終わってすぐ来ただけあって、周りは誰もいない。




「…みつなが、」




「え?」




「みつなが、死んだ」


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