狂愛彼氏
「やっぱ年だねー疲れたわ」
昔はそんなことなかったのにねー。
確かに昔は、乗っても乗っても満たされなくて、疲れなくて全制覇なんてしたんだよねぇ……。
「愛麗、おばちゃんみたい」
「む、優どういう意味?」
クスクスと笑う優さんを愛麗はキッと睨み付ける。
でも全く怖さを感じられなくて優さんは笑う。
「じゃあそろそろ帰る?」
愛麗おばちゃんが疲れてるみたいだし。
完璧に愛麗遊ばれてる。
優さんの言葉に愛麗は頬を膨らませながらそっぽを向いた。
「………どうする?」
拗ねてしまった愛麗の頬を突っつきながら遊んでる優さんを横に疾風が聞いてくる。
問いかけられて、流石に体が疲れを訴えてくる。
特に精神的に。
やっぱりお化け屋敷の影響は強い。