ごめん。俺、バカで
「1度振ったくせに、ごめん。俺と付き合ってください」
スムーズに出た言葉にホッと胸を撫で下ろす。
「うん!うん!付き合う!」
飛びっきりの笑顔を俺に見せてくれる。
「その笑顔とじこめたい」
「え?」
「なんでもない。よかった、まだ好きでいてくれて」
「さっき、嫌いになろうかとも思ったけどね」
「え!?」
嫌いになられる前に、きちんと伝えられてよかった。
俺の気持ちはもうブレないから。
「でも、嫌いになるなんて無理だし。好きじゃなくなるのも無理だった」
「よかった。俺、千愛希ちゃんが初恋」
「あたしもだよ。上田くんのこと入学式で好きになったの……」
恥ずかしそうに顔を背ける愛しい人にもう一度ぎゅっと抱きしめる。
「そんなときから!?」
「うん。入学式でつまづいて転びそうなあたしを支えてくれたのが上田くんだった」
「あー……あれ、千愛希ちゃんだったんだね」
入学式でそんな事があったなって記憶が薄く残ってるくらいだけど。
そんな記憶も千愛希ちゃんにとって濃厚だったみたいで、嬉しくなる。
スムーズに出た言葉にホッと胸を撫で下ろす。
「うん!うん!付き合う!」
飛びっきりの笑顔を俺に見せてくれる。
「その笑顔とじこめたい」
「え?」
「なんでもない。よかった、まだ好きでいてくれて」
「さっき、嫌いになろうかとも思ったけどね」
「え!?」
嫌いになられる前に、きちんと伝えられてよかった。
俺の気持ちはもうブレないから。
「でも、嫌いになるなんて無理だし。好きじゃなくなるのも無理だった」
「よかった。俺、千愛希ちゃんが初恋」
「あたしもだよ。上田くんのこと入学式で好きになったの……」
恥ずかしそうに顔を背ける愛しい人にもう一度ぎゅっと抱きしめる。
「そんなときから!?」
「うん。入学式でつまづいて転びそうなあたしを支えてくれたのが上田くんだった」
「あー……あれ、千愛希ちゃんだったんだね」
入学式でそんな事があったなって記憶が薄く残ってるくらいだけど。
そんな記憶も千愛希ちゃんにとって濃厚だったみたいで、嬉しくなる。