あなたが帰るまで
なんとか予定していた物をかごに入れレジに並ぶと



「叶、顔色悪い」



「そう?なんかお腹は張ってるけど。さっきから。」



「はやく言えよ」



誠はカートを店員に預けて叶の腕を支えベンチに座らせた




自分の上着を脱いで叶の膝にかけ




すぐ温かい飲み物を買って叶に飲むように言った




「なんか、顔が仕事モードに見える」




叶はすこしふくれて見せる




嬉しいけど普段からこうしていろんな人に接しているのが妬けてくる




誠は叶の表情に気づくとベンチに座り叶のお腹に触れた




「これは叶だけ。でないと訴えられる」
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