私の恋した誘拐犯【完】
「ちーちゃん、布団干すからそろそろ起き…って顔!」
次の日の日曜日。
洋くんは私の顔を見るなり声をあげた。
「昨日帰ってきたと思ったらすぐ寝ちゃったから、何かあったのかとは思ってたけど……」
ああもう、何もやる気にならない。
そうやって再び布団に潜り込んだ。
「ちょっとちーちゃん、どうしたの一体…」
布団を剥がし、心配そうに私を見る洋くんにまた涙が溢れてくる。
「ちーちゃん…?」
パンパンに腫れた目で泣かれても、可愛げなんてこれっぽっちもないんだろうけど…
今はそんなこと気にしてる余裕がない。
次の日の日曜日。
洋くんは私の顔を見るなり声をあげた。
「昨日帰ってきたと思ったらすぐ寝ちゃったから、何かあったのかとは思ってたけど……」
ああもう、何もやる気にならない。
そうやって再び布団に潜り込んだ。
「ちょっとちーちゃん、どうしたの一体…」
布団を剥がし、心配そうに私を見る洋くんにまた涙が溢れてくる。
「ちーちゃん…?」
パンパンに腫れた目で泣かれても、可愛げなんてこれっぽっちもないんだろうけど…
今はそんなこと気にしてる余裕がない。