私の恋した誘拐犯【完】
もうどこに行ったってこの気持ちからは逃げられない。
たくちゃんと話しをしない限り、この気持ちとは離れられない。
逃げたい
「逃げたいよ…」
呟いた声。
誰に届くこともなく消えていく。
「有栖」
と、突然後ろから声が聞こえた。
ハッと振り向くと、そこにはいつもと違う真剣な表情をしたキョンタが。
たくちゃんと話しをしない限り、この気持ちとは離れられない。
逃げたい
「逃げたいよ…」
呟いた声。
誰に届くこともなく消えていく。
「有栖」
と、突然後ろから声が聞こえた。
ハッと振り向くと、そこにはいつもと違う真剣な表情をしたキョンタが。