私の恋した誘拐犯【完】
「こんなに買うの…?」



「だってハロウィンだよ!?」



お店に着くと、私はありったけのお菓子をカゴに詰め込んだ。



肉じゃがの材料がお菓子に埋もれる。



「今日だけだからね」



「わーい」



さすがハロウィン。



あの洋くんさえ許してくれる日。
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