護衛の私と主人の君と
と、秀モードから組長モードに変わった。



組長「で、今回の事を詳しく話すと、実は護衛も兼ねている」



「護衛、ですか?」



あっ、ちなみにモードがあるのは、そのモードによって敬語かタメ口かを決める為。



組長モードだったら敬語で、それ以外はタメ口。



とまぁ、話を戻して、



組長「ん。天音財閥の次期社長の、天音雪君を、雫は護衛しなさい」



「御意」



と、秀モードに変わり、



秀「最近視線を感じるとか、殺気を感じるとかって、雪君の友達が言ってるらしくてのぅ。

雪君自体も、確かにって思ってるらしいからのぅ」



えっ?



「それだけ、ですか?」



秀「コクッ、まぁ、現社長の蓮君とは、結構付き合いがあったからなのもあるがな」



「そ、そう何だ」



本当に、護衛する意味あるのか?



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