護衛の私と主人の君と
と、



秀「でものぅ、こういうパーティーに参加するのは雪君は初めてでのぅ。分かるじゃろ?

人混みに紛れて危険なめに遇う可能性は充分あるんじゃよ。

で、ワシ等も特に大事な事も無いから、じゃあ護衛を。となってな」



………確かに、言われてみればそうだ。



ん?



でも、



「愛結と結愛も同じなのに良いのか?」



秀「まぁ、同じじゃが、あちらはこちらに関わりを持たないようにしてるからのぅ。下手にこちらから

関わろうとして、リスクを作るのもと思っての。今は天音に集中しようとな」



………。



何だ、胸騒ぎがする。



と、



組員「着きました」



と組員の声が聞こえた。



秀「ん。ご苦労様じゃった」



と言い、車を降りた組長。



「ありがとう」



と私も言い、車を降りる。


< 4 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop