【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~
「大丈夫ですか、アリア…」
「あぁ…オリヴァー…私のことなんかより、貴方の傷はどうなの…」
アリアがオリヴァーにそう声を掛けると、オリヴァーは少し青白い顔をしてただ一言。
「大丈夫ですよ…こんな傷くらい」
と、言って…アリアの頬を撫でた。
そうされることで、アリアは自分が泣いていることに気付く。
「ごめんなさい…皆が一生懸命に戦っているというのに、私ったら…」
つくづく非力だと思う自分が歯痒くなって、アリアはほんの数秒足元を見やった。
そんなアリアを力付けたのは、オリヴァーよりも先にコナーの言葉だ。
「あぁ…オリヴァー…私のことなんかより、貴方の傷はどうなの…」
アリアがオリヴァーにそう声を掛けると、オリヴァーは少し青白い顔をしてただ一言。
「大丈夫ですよ…こんな傷くらい」
と、言って…アリアの頬を撫でた。
そうされることで、アリアは自分が泣いていることに気付く。
「ごめんなさい…皆が一生懸命に戦っているというのに、私ったら…」
つくづく非力だと思う自分が歯痒くなって、アリアはほんの数秒足元を見やった。
そんなアリアを力付けたのは、オリヴァーよりも先にコナーの言葉だ。