【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~
「ルーク!!!」


その声に周りの皆が反応した。


「ルーク!!」


そこには、顔を歪ませたルークが立っていた。
その表情には僅かな面影しかない。
それでも、アリアはすぐに彼に近付こうとする。


「待って!」


けれど、それはコナーによってそれを阻止されてしまった。


「コナー?!」

「待って。待つんだ…何かがおかしい。罠かもしれない」

「でも!ルークが!!」

「お願いだ、アリア、オレを信じて…」

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