【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~
高く広がる紺碧の空。
ひとひらの風が、行き交う。
世界はとても、澄んでいた。
どこまでも、…一点の曇りもなく。
光に満ち溢れ、生命の息吹がそこここに、常に感じられていた。
もう、誰にも邪魔される事なく………。
Fin.
ひとひらの風が、行き交う。
世界はとても、澄んでいた。
どこまでも、…一点の曇りもなく。
光に満ち溢れ、生命の息吹がそこここに、常に感じられていた。
もう、誰にも邪魔される事なく………。
Fin.
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今のオレの住んでいるお家には、
優しくて温かい大切なご主人様がいます。
その名は雨宮彩恋(あまみやあこ)ちゃん。
ずっとずーっと…。
いつも、彼女の事だけを見て。
いつも、彼女の事だけを考えて。
彼女の前では、まるで忠犬そのもの。
あこちゃんに近寄る男共には牙を剥いて、
「俺のだから!」
と、吠えまくる。
自分に寄ってくる女子達には、
「あこちゃんしかいらないし!」
と、バッサリ断ち切る。
色目を使って来ようものなら、
「あこちゃんが世界で一番だからね!」
と、断言する。
オレの全てはあこちゃんのもので、
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だから…オレにとってあこちゃんは、
唯一無二で…。
愛しくて愛しくて、堪りません。
しっかり者女子(飼い主?)
雨宮彩恋(あまみやあこ)
×
❏❏❏❏❏❏
幼馴染の同居人(ペット?)
窪田静人(くぼたしずと)
「あこちゃん!大好き!愛してるー!」
「まて!おすわり!ふせ!」
「あおーん」
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この関係は、
絶対に誰にも邪魔させない。
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胸に一つだけの忠誠心。
きみだけの傍にいることを誓う。
きみだけを見つめることを。
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「こんな気持ち、いっそ失くなれば…」
いつもいつもいつも、そう思っていた。
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それでも、"此処"へと戻るのは…。
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津田夏音(つだあかね)
×
吉村渉(よしむらまなぶ)
「キミをいっその事俺色だけに染めてしまたい」
「私は貴方のその腕の中に身を埋めたい…」
出来るなら。
出来る事ならば…。
出来るだけ時計を巻き戻して、二人…。
もう一度出逢いから始められたら…。
今はもうそれを、心から祈るだけ。
START: 2022-11-04
END:
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ねぇ、貴方に言いたい。
しっかりと私の目を見て?
24時間、愛は保たない…。
愛は保たないのよ?
何時までも、子供のように純粋に。
恋を語るなんてそんな事を繰り返す。
貴方はこの狂おしい程の、
私の瞬間の愛を見届ける事は出来ないのね。
きっとずっと…。
「キスをしよう、ありったけのキスを…」
「此処に今ある問題は、それどころじゃないわ」
誤魔化されない、もう、二度と。
愛されることの喜びよりも、裏切られる感傷を、
知ってしまった私に貴方は未だ微笑む。
心底愛しそうに、醜く微笑んで…。
恋愛を諦めた女…。
塚本亜弓(つかもとあゆみ)
×
倦怠期に気付かず彼女を傷付けた男…。
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本当に、二人の愛は24時間保つことは出来ない…。
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