【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~



「アリア…大丈夫か…?」





ナイトリーダーであるルークが、低く安定感のある声でアリアを気遣う。





「えぇ…私は平気よ」





アリアは、ルークに微笑んでそう返した。


その声は、けして明るくはない。


それでも
濃い深紅の瞳は、まるで太陽そのものだ…とルークは思った。

それだけ力強く、キラキラと輝いている、と。

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