【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~
ベールに包まれてはいるが、その銀色掛かった群青の瞳には、アリアの全てを見透かすような、そんな力があった。


「アリア様?その者は…?」



「あぁ、その…彼はね…」



「オレの名は、コナー…詩を詠っているよ…まぁ、名前も職業も、なんてあってないようなものだけどね」







しゃらん
しゃらん





彼が動く度に、彼の腰元に幾つか付いている金色の鎖が鳴る。
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