【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~
「ねぇ?アリア…?オレを仲間に入れてみないか?」



「貴様!さっきから聞いていればよくもぬけぬけと!」





その言葉は、あまりにも自然で…まるで遊びに誘うとしているかのように聞こえた。
そんなコナーの姿に腹を立てたルークが、ガシッと背中に備えた剣を抜こうとする。

それを、寸でで止めるワイアット。





「ワイアット、何故止める?!」



「この者は敵ではない…ルーク早めるな」



「くッ」



そんなルーク達を見ても、コナーはひょうひょうとして態度を変えず、アリアの瞳を覗き込んだ。
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