【完】聖剣伝説~愛を紡ぎ出すもの~

呪文を唱えるよりも先に、夢食いは次々に攻撃を仕掛けてくる。
その数も４体から５体、６体と増え続けていく。



「駄目です！皆さん！部が悪すぎる！ここは一時退散しましょう！！」


あまりの事態に、緊張感が走った。
オリヴァーが大きな身振りでみなにそう叫び、一行は一時撤退する事を決める。
だが、取り囲まれている状態ではどこから逃げていけばいいのかさえ検討が付かない。
そこで動いたのが、コナーだった。