その後のmy Story

ある日の夜。
恭平から電話きた。
時間わ午前3時。

“ユナに話さないと
あかん事あるねんか‥
隠してた‥
あまりに昔みたぃに
懐かしくて
段々言えなくなって”



『結婚してました的な?』


“ちがぅねん‥
これからするねん‥”


頭が真っ白になった。
なにこの人‥


“ユナを裏切った罰わ
ちゃんと受けるわ‥
ちゃんと筋通して
ケジメつけるし”


『ケジメ‥?』


“ユキと別れるわ。
もぅ両家の親戚も
巻き込んでるしな‥
結婚取り消す‥
おまぇ泣かせて
俺だけ幸せに!って
よ-せんし‥”


『だ‥
だめだょ‥』


“え?”


『今なら傷つくのわ
ぁたしだけで済む。
結婚取り消したら
彼女も傷つく‥
だめだょ‥』


“結婚できやん!
俺、できる事なら
ユナに刺されて
死にたい。
死ねってゆってくれ!”


『いわね-‥』



いつも感じなかった
電話が遠く感じた‥
無言が続く‥

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