お姫様は俺のモノ
「私、男の人二人に、絡まれてだけど海くんが助けてくれたの。海くんは、とても穏やかで優しい、だから余計に暴走族の幹部なんて思えなくて、だけどーーー



助けてくれた海くんがカッコよくて、好きに」



つまりあれか、ギャップか。

「悪いけど、俺渡さないよ。


白雪は、俺のだから」


それまで黙ってた海が喋る。



その目は、マジだった。
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