お姫様は俺のモノ
「なんかさぁ、隅っこがやたら暗いよ」
隅っこ……?
バスの中の一番後ろの一角。
暗い顔をして下を向いた玲音がいた。
玲音ーーー。
玲音は、突然立ち上がり白雪の前に立つ。
ビクリ、と体が揺れた。
「なんで……………なんで俺じゃないんだよ。
白雪。俺はずっとお前が好きだったのに。」
今にも、襲いかかりそうな雰囲気に、海もさすがに、険しい顔をした。
守るように抱き締める。
その間も、悲しい表情を崩さない玲音。
隅っこ……?
バスの中の一番後ろの一角。
暗い顔をして下を向いた玲音がいた。
玲音ーーー。
玲音は、突然立ち上がり白雪の前に立つ。
ビクリ、と体が揺れた。
「なんで……………なんで俺じゃないんだよ。
白雪。俺はずっとお前が好きだったのに。」
今にも、襲いかかりそうな雰囲気に、海もさすがに、険しい顔をした。
守るように抱き締める。
その間も、悲しい表情を崩さない玲音。