お姫様は俺のモノ
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私は、飲み物を買いに一人海の家に着ていた。


雷くんにはちゃんと言ってあるし大丈夫だよね。



人数分の缶ジュースを、買い海の家を出たすぐだった。



「うひょー、ナイスボディな姉ちゃん発見。


可愛い、ね。一人ならお兄さん達と良いことしない?」


ニヤリ、と笑うプリン頭の男の人に腕を捕まれる。



良いことーー?


考える時間など与えてはくれない。


男は、グイグイ私の腕を引き人のいない、生い茂る草むらに私の体を押し倒した。



「やぁ!!」


助けてーーーー


気づいたら涙が、流れた。


そして、また一人、また一人。


仲間の男達が現れ、手足を押さえ付けられてしまう。



「いやっ、やめて」


この後のことが、簡単に予想出来る。


彼らが私にしょうとしていることが、手に取るように分かる。



一人の男が、私の水着を脱がそうと胸に触れた。


ビクリ、と震える体ーーーー


怖い。


助けてーーーー海くん。



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