お姫様は俺のモノ
好きな人が、仲間の彼女。


俺だってそれなりの場数は、踏んできたし、経験だって、並みにある。


本気で付き合いはしない。



それが俺のポリシーだった。


だけど、特別クラスにきた女。


白雪を見た途端、"こいつを守りてぇー"そう思った。



なんて、可愛い女だろうと。



だけど気づいたら、海の彼女になっていた。



なんでーーー



なんでーーーー



白雪が、男達に襲われていた時助けた瞬間の彼女の姿を見たら、気づいたら唇を重ねてた。



嫌がる声も………。


名前を呼ぶ声も………。



俺には、気を狂わせるに充分だった。


海がきた時、罪悪感と戸惑い、色んなことが連鎖して、ごちゃ混ぜになって。



やっぱり好きだーーーとも、思った。



諦めきれねーよな。



初めての本気の恋だから。
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