お姫様は俺のモノ
気付いたら翌日を迎えた。


寝汗をかいて張り付く、シャワーでも、とベットを降りてシャワールームに向かう。


服を脱ぎ捨てると、シャワーを頭から被る。


温度を低く設定した、水に近いシャワーが肌に当たる。



火照った体、シャワーで幾分ましになった。


目を閉じると思う、颯のことーーー



仲間のこと。


ーーーー
ガチャリと、シャワールームから出るとバスタオルで体を拭く。


ガシガシ吹いてると、ドアが開く。


俺と白雪だけしかいないドアが、開き目の前には案の定白雪が立っていた。



「ふぇ?海く…………ん。きゃーーッ!!」


上半身裸どころか、全裸の俺に慌てた様に出ていく。


辛うじて、見られてないと思うけど。


慌てた感じ、免疫なしに幾分ほっとする。

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