お姫様は俺のモノ
そんな、白雪を、引き寄せ海が前に歩み出る。


「何勘違いしてるか、わかんないけどこいつには触らせないよ?消えろ」



プリン頭を睨んでる海が、殺気を送るとさすがに怯むけどーー


「いや、俺気に入っちゃったから彼女俺のにするってーー」


ニヤリ、と笑い虫けらを払う見たいに海が吹っ飛ばされた。



こいつ、何者だ?


思う間もなく、白雪の細い腕を引き寄せ抱き締める。


「きゃっ。………海……くんッ!」


囚われた白雪を助けられないでいた。


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