お姫様は俺のモノ
「姫~。ほっぺに米粒付いてるよ。


とってあげる」


米粒?ついてないけど。


新が、ニヤリ、と笑うと白雪の頬にキスをし、ペロリ、と舐めた。


「…きゃっ。新くん、ダメ…」


ーーーーーーーガンッ



言うが早いか、玲音が、新の足を蹴りあげた。


「いてぇな、何すんだ‼」


「おい、白雪に手を出すな。


返事は………?」


玲音の殺気にさすがの幹部さえも、身震いする。 


こいつーーーー



かなりのヤキモチ妬きだな、と感じたのは言うまでもない。
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