お姫様は俺のモノ
「へ~この、特別クラスに、初めての女の子か。


興味深いね~」


ニヤリ、と笑う茶髪、ピアス、こいつ正直遊び人。


「おい、新〈アラタ〉食うなよ」



「いやだなぁ、そんな野蛮なことしないよ」



だけど顔は笑ってる。



「俺はやだな。女嫌いーー」 


アッシュの髪をした、男は本を読みながら目線を反らす。


「だろうな。海〈カイ〉女嫌いだもんな。これを機に女嫌い直したら?」


金髪の髪をした口ピ開いてる男はがはは、と豪快に笑う。


「無理だろ、海の女嫌いはなかなか治らないだろう。

ヤボなこと言うなよ、雷〈ライ〉」



はいはい、と笑って見せた。


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