お姫様は俺のモノ
ーーーーーーーーー
「しかし、執事の癖にお嬢様一人にするって信じられないわ」
新が、ニヤリ、と笑う。
トゥルトゥル…トゥルトゥル。
なんだ、電話。しかも、知らない番号。
出なくていいか、とポケットにスマホをしまうと、鳴り響く着信。
「あれ、俺のとこにも電話だ。」海が首を捻る。
「おいおい、俺のとこにもだぞ。なんだこれ」
総長、幹部全員のスマホが鳴る。
しかも、知らない番号から。
これが、意味してるのは、言わなくても分かる。
「「「「もしもし」」」」
「あっ?白雪が、拉致られた」
やっぱりーーーー
「いくぞ、お前ら」
俺は、屋上を出た。
白雪ーーーー どうか、無事で。
「しかし、執事の癖にお嬢様一人にするって信じられないわ」
新が、ニヤリ、と笑う。
トゥルトゥル…トゥルトゥル。
なんだ、電話。しかも、知らない番号。
出なくていいか、とポケットにスマホをしまうと、鳴り響く着信。
「あれ、俺のとこにも電話だ。」海が首を捻る。
「おいおい、俺のとこにもだぞ。なんだこれ」
総長、幹部全員のスマホが鳴る。
しかも、知らない番号から。
これが、意味してるのは、言わなくても分かる。
「「「「もしもし」」」」
「あっ?白雪が、拉致られた」
やっぱりーーーー
「いくぞ、お前ら」
俺は、屋上を出た。
白雪ーーーー どうか、無事で。