お姫様は俺のモノ
「おい、白雪を離せ」


海が珍しく声を荒げた。


その顔には憎しみがこもってる。



「やだ、まだなんもしてないし。これからがいいとこなのに」


白雪の細い足に触れる。


ビクリ、と体が震えた。


「てめぇ、それ以上白雪に触るな。でないと「でないと?」ニヤリ、と笑う男。



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