お姫様は俺のモノ
そそくさとリムジンに乗り込み、出発した。

後部座席には颯龍と、陣。


白雪は、玲音の隣。


あの野郎、ちゃっかり隣キープさせやがって。


白雪は、随分玲音と仲がいい。


それは、誰もが思うことでなんだか妬ける。


「しかし、今日の姫は一段と可愛いね。はぐれたらヤられそう」


「縁起でもないこと言うなよ新。

俺らが守ればいいだろ?」


海ーーー目が、マジだし。


冗談通じねーな。


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