お姫様は俺のモノ
「颯、何してんの?遅い。まずは、白雪ちゃんの水着選びに行こうって」ニヤニヤすんな、新。


たくさんの可愛い水着が、売ってるshopの前。



「俺ら場違いじゃない?」

海が一歩後退り。



回りは女、女、女。



「じゃあ、白雪ちゃん、行こうか」


はあ?


「ちょっと待った、新。お前は行くの?」


この女ばっかりの店に?



「颯、この店試着オッケーらしいよ。つまりーー 白雪ちゃんの水着姿が見れるってこと」ニヤリ、と笑う。



ピクッ。



ピクピク。


雷、海、陣、玲音。


やっぱりみんな所詮は男で、好きな子の水着姿が見たいのが本音で。


生唾をのみこむ。
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