お姫様は俺のモノ
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「あれ、海くん。みんないないよ?もしかしてはぐれた?」


どうしょう。


「大丈夫だよ、なんか飲み物買ってくるけど何がいい?」


「レモンティーがいいな」


悪いな、と思いつつ嬉しい。


飲み物を買いに行った海くん。


待つ私。



「おっ、君可愛いね。一人?俺らと遊ばない?」


ニヤニヤ私の身体を上から下まで見回す、金髪二人に、後退りする。


だけど後ろは壁。


ーーーーードンッ。



行き場を塞ぐ様に、二人の男に挟まれる。



いや、怖い。



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