【完】【短編集】先生、"好き"を消せません…


驚くほど時のスピードを感じて、もうこの日が来てしまった。





「…咲いたな」

「見事ですね」

「俺さ、この前もう1度ここに来れたら言おうと思ってたんだ」

「ん?何ですか」


「あの時の返事、ちゃんとするよ。
高山京香さん。俺は……」





周りを見回すと花見の人でいっぱい。


少しずつ暖かくなってもきている。




……この世界にもとうとう春が、やってきたらしい。




私はこの桜を来年も、再来年も、数十年先も…

貴方と見たいと思います。


ずっとずっと、これからもセンセの隣にいられますように…



【先生との秘密】Fin……!





*̣̩⋆̩*【先生、"好き"を消せません…】Fln♡ *̣̩⋆̩*


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