【完】【短編集】先生、"好き"を消せません…
「センセー、待った?」
今日は高校を卒業して…
センセーの彼女になって、初めてのデート。
何を着ていこうか迷いに迷った結果。
私のお気に入りのコーディネートになった。
「待ってないけど…もうセンセーって呼ぶなって言ったろ?」
「え〜良いじゃん」
やっぱり卒業してもセンセーはセンセーで、
今更ながら名前で呼ぶのは恥ずかしい。
「良くない。もう梨奈の先生じゃないんだから。それとも…まだ先生でいてほしい?」
「う、ううん…」
「じゃあ、何て呼ぶの?」